6 線形2自由度振動系の強制振動(1)−外力作用の場合−(06forcedvib21)
・ 運動方程式は
・ 2つのマスの定常振動は
, ,
, ,
, , , (静撓み)
と置くと
となる.
,
● シミュレーションにおける描画画面
・ 画面左側 : 振動の時間経過(描画画面上でキーsを押し続けると時間的変化が表示される)
右側 : 弦でつながったマスの振動モードと系の周波数特性(キーfを押した場合)
● シミュレータの使い方
・ スタート → (1)系の定数入力 → (2)外力条件入力 → (3)初期条件設定 → 描画
・ キー操作(描画画面上でキーを押し,変更は文字画面上で)
s :振動継続(sを押し続けないと何も変化しない)
m :系の定数変更
g :系の定数変えず,外力条件変更
j :上記系を変えず,初期条件変更
f :周波数特性描画
X, x :スペクトルの横軸拡大縮小
T, t :振動曲線時間軸拡大縮小
Y, y :振動・周波数特性の縦軸拡大縮小
● 特徴
(1) 2自由度振動系は2つの共振点がある.
(2) 第2ばねマス系の減衰係数のとき第1ばねマス系の減衰があってもなくても第1マスの振幅となる外力振動数(のとき)がある.これを反共振と言う.